傾聴の強力な影響力

傾聴とは相手の話を聞くことですから受動的で相手に及ぼす影響力が少ないと思われがちです。しかし、北風と太陽という物語がありますが、旅人の心を理解せず、ただ闇雲に冷たい風を浴びせても影響力を及ぼすことができません。逆にかたくなに拒絶されればその心を開く事はむしろ難しくなります。

傾聴の強力な影響力

ここでは傾聴が及ぼす影響力について、まとめます。

 

1.理解が影響力に変わる

傾聴して相手のことを理解することは相手に対して何も影響力を及ぼしていないように見えます。ましてや何かを要求しているわけでもありません。しかし、私たちにとって、理解されにくい心の中を理解してもらえる事は非常にありがたいことです。ここまで自分を理解してくれる人の為に役に立ちたいと考える人も少なくありません。

結果として、影響力を及ぼすつもりがなくても操作をするつもりがなくても傾聴を通して心を深く理解することが影響力につながります。

 

2.何度、言ったらわかるの?

親が子供によく言う言葉の1つに「何度、言ったらわかるの?」という言葉があります。実際、何度言ったらわかってくれると思いますか?

影響力の観点で考えると「何度も言っている」という時点で問題が起きています。何度も言うから影響力が低下して、言うことを聞いてくれないのです。そればかりか自分の事ばかり指示、命令して、全然理解してくれないともし思われているとしたら余計に難しくなります。

何度、言ったらわかるの?
そう聞きたいときには傾聴してみることをお勧めします。どう考えているの?どんな気持ちなの?と問いかけて、傾聴して、相手を深く理解することでこの類の問題を解決することができます。

 

3.見えない影響力

交渉術やセールストークなどは相手に操作されていると感じます。一方で傾聴は一見すると相手が中心なので操作をしている感じがしません。この見えない影響力が大きな力となることがあります。

教育の場面や職場などで人を動かそうとする時にも良き理解者である事はとても大事です。ぜひこの見えない影響力としての傾聴を身に付けてみてください。人間関係が劇的に変化します。

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