子育てに傾聴を

子育てに傾聴を

子育てをしていて、どのくらい子どもと話す機会を作っていますか?

Line, TwitterなどのSNSが便利になったりや、親が仕事で忙しかったり、おじいちゃんおばあちゃんが遠くに住んでいたり、「知らない人にはついていっちゃいけません」と言われてたり。

このように、子どもたちはどんどん話す機会を失っています。学校でも子どもたちは休み時間にスマホと向き合い、授業中も先生を話を静かに聞くだけです。

しかし、高校受験、大学受験、卒論の口頭試問、就職活動などなど子どもの進路には面接がついて回ります。それ以外にも、恋愛や営業では、話し上手な人が向いています。

もちろん、「お話し下手ではいけない」といいたいのではありませんが、子育てをするなら、傾聴を使って、子どもが話す機会を多くつくってみてはいかがでしょうか。

子どもと話す機会をつくるといっても、子育てをしながら、家事やご近所づきあいなど、親が傾聴の時間を確保することは難しいと思います。そこで、日常でできることをここで上げてみます。


1.子どもと呼吸を合わせて

長い時間子どもと話す時間は無くても、ちょこっとした時間の会話でも実践できます。子どもの肩や胸、おなか辺りを見て、子どもの呼吸に合わせてみてください。そして、子どもの呼吸、話すテンポに親が合わせてみてください。何度かやってみると、自分の子どもの呼吸や話すテンポが体に染みつきます。

親と子で比べると、当然親のほうがテンポは速いです。まずは、子どもの世界観に合わせるためにも呼吸合わせをしてみてください。これは以下のリンクの前準備としてとても有効です。

5 共感的理解


2.家族で何かをするときは、子どもにも意見を求める

「料理も作るもにも疲れたし、たまには外食でも」と思うことがありますよね。そんなときは、家族で外食のお店を決めてはいかがでしょう。その時に子どもにも意見を求めて、その理由を聞いてみてください。子どもが「中華料理に行きたい」と言ったとしましょう。その理由は「単に中華な気分」ということもありますが、「中華料理なら家族でシェアできるから」と子どもでも意外と考えてくれてるんだなという感動もあったりします。「単に中華な気分」だとしても、傾聴のように掘り下げて聞いてみると、日々の料理の反省点とかが見つかったりするかもしれません。


3家族ルールを子どもと一緒につくる

家族ルールというと大層に聞こえてしまうかもしれませんが、門限の時間、おもちゃの置き場所、テレビ、スマホの時間、寝る時間、おこずかい、などちょっとした、親と子で合意しておいたほうがいいことがあります。その時に親から一方的に「門限は5時ね!」と言う前に、一工夫してみてください。「お母さんは5時には買い物にいきたいんだけど、あなたは何時までには帰ってこれる?」と聞き、子どもに考えさせます。「子どもに聞いたら、自分勝手な答えを言われる!」と思いませんか?しかし、実際やってみるとわかりますが、親の気持ちや状況を伝えたうえで、子どもに聞いているので、「じゃあ、スマホのアラームをセットして、5時には帰るように気を付ける」など子どもは親のことも考えた上で答えを出してくれることが多いです。もちろん、中には親の事情は分かっても、子どものしたいようにしたい場合もあります。それでも、親の事情が分かっていると、「じゃあ、5時に家は嫌だけど、5:30にスーパーにいけるようにする」のような、親と子どもが納得しそうな結論に至ることがあります。

この時は親の要求を伝えてしまっていますが、そのあとに子どもに聞くプロセスがあるので、ここで傾聴を導入してみてください。「時間がとられる!!」と思ってしまうかもしれませんが、ここでお互いが納得できれば、その後の口論は減ります。


このように子育てに傾聴をところどころに入れると、少しずつ親子関係も変わってきます。

今までは、無視されたり、けんかをしたりしていて、育て方を間違えたのではないかと思うようなことが多かったです。しかし、傾聴を子どもに対してしてみると、どんどん子どもが柔らかくなり、けんかもかなり減り、親子関係がよくなりました。ちょっとしたこで、こんなに変わるのかとびっくりしています。(40代 主婦)

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