日常の言葉を言い換えで会話が変わる!~傾聴のコツを使って~

いざ子どもに傾聴をしようとしても、なかなか核心を話してくれない、警戒されてしまう、という経験はありませんか?それに、仕事や家事、育児に追われているとなかなか傾聴をする時間が取れないですよね。そんな時には、日常でよく使っている言葉を傾聴のエッセンスを上手に活用して言い換えると、親子関係が良くなったり、傾聴がしやすくなったりします。

1.言い換え

日々、子どもと接していて、つい使ってしまう言葉を、傾聴のポイントを使ってアレンジしてみます。子どもに使った効果を下のコメント欄に教えて下さいね。

1)泣くのを止めなさい!

泣きたいから泣いているのに、それをストップされたら、子どもはどうしたらいいんだろう?となってしまします。自分の気持ちを理解してくれないと思ってしまうかもしれません。

そこで、
→「怒られて悲しいんだね」

→「叱られたから嫌だったんだね」

と言い換えてみます。泣くには何かの理由があります。子どもが感じている気持に共感してください。時にはこれでもっと泣いてしまいかもしれませんが、ここで泣ききれば、その後はすっきりするでしょう。

 

2)何度言ったらわかるの?

どうしても子どもが自分の思い通りに動いてくれない。そんな時、どうしてもイライラして、このようなことを言ってしまいませんか?しかし、これを度々使われた子どもは、「自分は何度やっても失敗する人間だ、ダメな人間だ、どうせ無理だ」と自分を否定するようになってしまう傾向があります。
→「これからははどうすれば良い?」

→「こうしてくれるとママは凄く嬉しい」

このように言い換えてみてください。
子どもに次にする行動を考えたり、選んでもらう。もしくは、親の気持ちを伝える。そして、親子両方が満足する行動を傾聴をしながら共に考えてみて下さい。

3)いいかげんにしなさい!

これも、仕事や育児、家事で忙しい時に言ってしまいがちな言葉ですよね。しかし、この言葉だと、子どもは自分の人格が否定されたと誤解してしまうかもしれません。
→「そうなんだね、〇〇したいんだね。」

このように言い換えてみて下さい。子どもがしたいことを、受け止めます。この一言があるだけで、子どもとコミュニケーションを取るのが比較的簡単になります。そして、親の気持ちやしたいことを伝えると、子どもにスッと入っていきます。

4)後にして!

忙しい時に話しかけられると、余裕がなくてこのように答えてしまうことありますよね。この言葉は「自分は後回しにされた」と思わせてしまう可能性があります。

→「今、手が離せなくてあと10分待っててね」

親の状況を伝え、具体的にいつなら大丈夫なのかを伝えると、子どもは後で話を聴いてもらえると安心します。この伝え方なら自分が拒否されたとは思いません。

5)早くしなさい!!

「早くしなさい」と言われたらどういう感じがしますか?反抗したり、拒否したい感じになりませんか?また、子どもだと何を、早くしたらいいか分からない場合もあります。そこで、言い換えてみます。
→「あと5分でおもちゃを全部しまおう!」

→「7時だから起きよう」

この方が、子どもからしたら分かりやすいと思いませんか?具体的に時間を言うことで、子どもは時計を見て行動できる自主性が育ちます。また、あと5分となるとゲーム感覚でペースアップができます。

6)勉強しなさい!

この言葉は多くの親が使ってしまうと思います。しかし、反抗期の子どもがこの言葉を大人しく受け入れるのは難しいです。訳も分からずに、この命令に従うのは子どもにとっては酷です。また、「今からやろうと思ってたのに、やる気が失せた」と返事をされかねません。

→「何のために勉強してるんだろう?」

→「将来、進路はどうしたい?」

このように聞く、もしくは、子どもと一緒に考えてみて下さい。この時にも傾聴を心掛けて、子どもの声に耳を傾けて下さい。

2共感する

今回の言い換えの本質は「共感的理解」に尽きると思います。子どもの状態を受け入れる、子どもの気持ちに共感する、親自身も自分の気持ちを理解する、という視点から子どもへの日々の声掛けができると、上にあげたような言い換えができます。今回は記事の関係ですべてのご紹介ができませんが、下のリンクをご覧になるとこのような言い換えが自由自在にできるようになります。

5 共感的理解

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