グリーフケアと傾聴

グリーフケアと傾聴

あなたの大切な人は誰ですか?子ども?パートナー?親?

グルーフケアにも傾聴が活かせます。


1.悲しみには8つの段階があります

(1)自分の気持ちに目が向かない

四十九日までは、葬儀の打ち合わせ、準備、役所の手続き、様々な解約手続きなどなど、やることがたくさんで、悲しむ暇がありません。

(2)否定

「何かの間違えだよね?」「ふらっと帰ってくるでしょ?」と、亡くなったことを否定します。

(3)後悔

「もっと健康に気を使った食事を作ればよかった」「ストレスの少ない環境を作ればよかった」と、自分の行動に後悔してしまいます。これを何度もしてしまうとグリーフが深くなります。

(4)怒り

自分に対する怒り…「添加物の多い食事を作った私がいけない」「あの治療法をお願いした私がいけない」などと自分を責めてしまいます。

他者に向ける怒り…「病院がいけなかった」「会社のせい」と他の人に怒りを向けます。

亡くなった人に向ける怒り…「なんで私を置いていったの?」「どうしてこんなに苦しめるの?」と亡くなった人に怒りを感じます。

(5)取り引き

「私の大好きなお酒を飲まないから、神様、あの人を返して下さい。」と神様などに助けを求めます。

(6)無気力

「何もしたくない」、「気付いたら日が暮れるまでお仏壇の前にいた」など、日常生活がおくれない状態になります。

(7)受け入れる

しだいに大切な人が亡くなったということを、穏やかな気持ちで受け入れられるようになります。

(8)新しい関係が始まる

「あの人は天国で楽しく過ごしているから、私はこっちの世界で楽しもう!」と亡くなった人に対する気持ちが変わってきます。


2.傾聴との関係

悲しみの真っ最中は「話を聴いてほしい」「共感してほしい」と思いという気持ちになります。死別を経験されて辛い方が近くにいましたら、是非とも傾聴されてみて下さい。じっくり、話を挟まず、その方のお話を聴いてみて下さい。

3.悲しみが「宝物」になる日が来る

大切な人との死別は、自分の心が引き裂かれる、自分が自分じゃいられなくなる、壊れてしまいそう、ととても苦しく、悲しい気持ちになってしまいます。しかし、このような思いは自然な心の動きであり、全く異常ではないということです。そして、悲しみには8つの段階があり、自分が今どのプロセスにいるのか確認することで安心できます。十分に悲しみ切ることで、亡くなった方と新しい関係へ発展することができます。悲しみの中にいる時には想像できないかもしれませんが、いつか、その方に感謝できる日が来ます。


4.愛別離苦(あいべつりく)

愛別離苦とは「愛する人と別離すること」です。そんなに悲しめるような相手に出会えたことに感謝しましょうという教えがあるようです。感謝をすることで、新しい自分に出会えます。

 


今回はグリーフケアと傾聴について記事を書きました。ここで紹介したのはほんの一部です。

詳しく知りたい方はこちらもご覧になってみて下さい。

 

1件のコメント

  1. グリーフケアの話を聞いたことを思い出した。すごく心動かされたからこの記事を見て思い出した。話を聞いてて、人の心・気持ちは、忘れればいい、考えることをやめればいい、こうだからこうすればいい、楽しいこと考えればいいなど思いがちだけれど、簡単に割り切れるものではないことを感じた。あと、変わっていくには、段階があるということ。すっ飛ばして、今すぐ、できるだけ早く変わりたいと自分自身も、周りの人も、マイナスな気持ちは、早く変えたいとなるんだろうけれど、段階を踏んで変わっていく。これって、大切な人との死別の時だけではないのではと思った。病気や障害や受け入れがたい現実・気持ちを受け入れていくには、理屈じゃなく、段階を踏んでいき、自然に変われる時がある日突然やってくる、そんなものなんだろうなと。
    ポーンと1回で変わるものもあるけれど、段階を踏んでいくしかないことも少なくないのかなと。今日、どんなにいい傾聴をしても、効果は今日は見えない。ただそういう時期なんだということを気づいていないと、焦ってますます苦しい。本人がわかればいいんだろうけれど、支援者がわかって落ち着いて、いい機会を提供できることがkeyになるのだろうけれど。自然に身を任せ、おおらかに信じきれるか。うーん、難しそうだから、とにかく力を抜き、なるようになると思えるか。

こちらから「感想」や「質問」をどうぞ!