聴き手の思考が傾聴を妨げる

聴き手の思考が傾聴を妨げる

聴き手は人間です。小さい頃からたくさんの経験をし、知らず知らずのうちに自分の中にある思考がこびりつくようになります。その無意識に動いてしまう思考、こびりついてしまっている思考が傾聴の妨げになります。


1.無意識な思考の癖

私たちは成長の家庭で幾つかの価値観(思考の癖)を身につけます。例えば、成績が優秀だったり、器用だったり、挨拶ができる人が褒められ、できないと怒られるような生い立ちの人は「負けてはいけない」「うまくやらないといけない」という見えないプレッシャーがあります。必要以上に勝ち負けにこだわったり、勝っている状態じゃないと安心できない人も少なくありません。

1)解決しなくてはいけない

特に昭和生まれの男性に多いタイプですが、経済の発展の最前線を経験していたり、受験戦争を勝ち抜いてきた人たちは期限付きの問題、難問を解き続けてきました。すぐに問題解決に着手して、すぐに解決しなくてはいけないという強迫観念にも近いものがあります。そういう人が傾聴をすると共感をする前に解決をしようとします。「で、どうするの?」とすぐに言う人には安心して心のうちを話すことができません。

2)理解するのではなく理解させる

人は理解し合うことでようやく協力し合うことができます。しかし、自分の考えを理解してくれないからうまくいかない。自分の考えは完璧で、それを理解しない人が悪いと考えてしまうと人の話が聞けなくなります。頭の中に渦巻いている「正しい考え」をいかに相手に押し付けるかを考えてしまうからです。

3)分かち合いでななく勝ち取る

バブル崩壊以降、経済が大きく上向きになることはありません。これからは限られた資源をどのように分かち合っていくかが大事な考え方になります。しかし、競争の原理が染み付いてる人はどうしても勝ちとろうという考え方になってしまいます。これが傾聴をするときには仇になってしまいます。

 


2.話の組み立ても委ねる

話の組み立て自体も上手な人と下手な人がいます。傾聴をするときには「わかりにくい順序だな」「要するにこういうことが言いたいんだろう?」と主導権を安易に奪おうとせずに、話し手が話すとおりに聴いて、受け止めて。極力介入しないようにします。10分ぐらい何の話かわからなかったけれど、徐々に何が言いたいか理解できるようになるということも少なくありません。話し手は噺家ではありませんので、表現方法に長けているわけではないのです。

 

3件のコメント

  1. たんぽぽ ちえさん😊
    ほめてくれた?
    でもでも、ぜーんぶキャッチしようとも思ってないんだ。
    こんな感じやテースト、いろんな人がいるのが楽しい。いろんな人いて面白いなーとテンション上がる。上がり過ぎちゃうときもあってね。
    でも、キライな人には、無理だけど。
    これから、どんな私になるかな。。。うーん( -_・)?

  2. タイトルの「聞き手の思考が傾聴の妨げになる」は、そう思う、そう思う(o^―^o)ニコ
    最近、傾聴、わかり合える、つながるとかって、「感じ」「テースト」みたいな感じの世界で、みんな違う世界観で生きていて、ころころ気分も、正しさも変わるから、なんかこの人からこんな感じ・雰囲気を感じるな、いろんな人いるな、いろいろあるんだな、このへんこの人にとって大切とか気になるみたいに感じるなとか、感性の世界でやりとりすると何でも良くなちゃうし、いろんな人いて面白いなって思った。
    思考ってなんだろうな・・役立つことあるけど、自分のこと防御するために使ってる感じがする時あるな。。。怖いんだろうなって。

    1. なぁーなさん
      感性できけるって、言葉だけにとらわれないで、その人の表情、声の大きさやトーン、タイミング、身体の動きや硬さ、ぜーんぶキャッチしようとしてることだと思います!
      そういうコミュニケーションいいなーって思います🌼

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