できないことを傾聴するには

子どもと会話をしていると「外に出られない」「人と会話できない」「勉強ができない」「片づけられない」などなど、「○○できない」と子どもに言われることがあります。その時はどんな風に返事をしますか?

「そんなこと言わないで頑張りなさい」

「だからあなたはダメなんだ」

と返事をしていませんか?もちろん、親は仕事、家事等で時間的にも精神的にもとても忙しいと思います。そんなときに「できない」と言われたら、心にもないことを言ってしまったり、子どもを傷つけてしまうこともあります。

少し心に余裕のある時で「できない」と言われたときに、傾聴をしてみませんか?

以下に、子どもに「できない」と言われたときの傾聴の方法の一例を挙げてみます。


1.気持ちを傾聴する

まずは、子どもの「できない」ことによって、どんな気持ちなのかを傾聴します。

「○○できないって思ってるんだ」と事実よりも、子供がそう思っている気持を受け止めてください。

それを受けて子ども話し始めると思うのでじっくり聞いてあげて下さい。

もどかしいのか、

やる気がなくなってしまうのか、

周りと比べて焦っているのか

などの気持ちが出てくると思います。それを受け止めて下さい。


2.本当に「できないのか」を明確化する

たとえば、「片付けができない」と子どもが言ったとします。これだけでは、子どもが具体的に何に悩んでいるか不明確です。

物を所定の位置に戻せないのか

捨てることができないのか

片付けを後でやろうと思っていたのに忘れてしまう

ともっと具体的になるように聞いてみて下さい。そうすると、子どもは「片付け全般」ができないのではなく、一部分はできて、ある一部分はできないということが分かってきます。

ここまで具体的に分かってくると、対処方法は子供でも思いつくかもしれないし、親がネームタグを作ってあげたり、収納グッズを買い与えたり、と解決方法を提示してあげることができます。あくまで、子ども自身が解決策を思いつき、実行することが大切なので、子どもの発達段階を考えながら、子どもを支援してください。


このように、「○○できない」と子どもから言われたとしても、

子どもの悩んでいる気持ち、具体的に何ができて何ができるのか、解決策について傾聴することで、子どもの自己肯定感が上がっていきます。子どものためにぜひ実践してみて下さい。

こちらから「感想」や「質問」をどうぞ!