傾聴でアドバイスをしない本当の意味

傾聴するときにアドバイスをしてはいけないと習います。ではアドバイスをしてはいけない本当の理由は何でしょうか?

1.お説教になるからではない

よくアドバイスをしてしまうとそれは傾聴ではなくお説教になってしまうと言う人がいます。しかし共感的理解ができている人のアドバイスがお説教になってしまう事はまずありません。お説教になってしまうアドバイスをするとすればそれは傾聴の基本が分かっていないといえます。傾聴とは100%相手の世界観に合わせて話をすることです。それをしている中でアドバイスがお説教になってしまうとしたら、相手の世界観に合わせて話ができていないと言うことになります。

2.アドバイスが役に立たない本当の意味

1)世界観の違い

話し手の世界観がバスケットボールで聞き手の世界観がサッカーだとします。仮にサッカーの世界観でそれにオフサイドが有効ではないのとアドバイスをしてもバスケの世界観でそれを使うことができません。いかに共感できていたとしてもいかに正しいアドバイスだったとしても違う世界観に取り込むのは非常に難しいことだといえます。

2)言語化の限界

例えばスキーのインストラクターが言葉でスキーのやり方を説明しても微妙な体重移動とか力の入れ具合とかリズム感まで、言葉で伝えきるのは難しいものです。本人に実際にやってもらい体の動きを通して、経験を通して伝えないと伝わりません。目に見える隙のようなものでもそれぐらい疎通がしにくいわけですから目に見えない心の動きなどを言葉の指示だけで真似するのは不可能に近いといえます

 

1件のコメント

  1. この記事はグサっときました。
    私が人に相談を持ち掛けた時に、「その解決方法はあんまり…でも、せっかく提案してくれたし、やりたくないけどやるか」と苦しい思いをしました。
    また、自分も相手に同じような役に立たないアドバイスを知らず知らずにしていたらと考えると身が凍るような思いです。

    Be ambitious!

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