通信制高校の説明会

今日は町田で通信制高校の合同説明会がありました。10校ちょっとの通信制高校とサポート校が集まり、「不登校」「進学」「発達障害」「起立性調節障害」などで悩むお子さんと保護者が相談をしていました。

通信制高校の合同説明会

1.傾聴の価値

保護者とお子さんが一緒に説明を受けるときに「傾聴」が上手だと話をじっくりと聞くことができます。「起立性調節障害」でも種類がいろいろありますし、実際に起きる悩みもさまざまです。

起立性調節障害とは

自律神経失調症の一種で中学生高校生の年代に「朝起きられない」「めまい」「夜寝られない」などの症状に悩まされることを言います。身体的な問題で血圧などを特殊な方法で計ると判明しますが、起立性調節障害を知らない人が対処すると「怠けている」「ゲームのしすぎ」などと批判的に捉えてしまうので症状を悪化させてしまいます。


傾聴の素晴らしいところは「相手に合わせられる」ということです。

人は全員同じ生活をしているわけではありません。ですから、同じ診断名、同じ状況だからと内容が全部同じなわけではないのです。

2.通信制高校の転校

通信制高校はそういう意味では困っている生徒が助けを求めてくる高校でもあります。全ての学校、全ての生徒がそうではありませんが、そういう側面があります。にもかかわらず、通信制高校にいられず、さらに転校する生徒がたくさんいるのはなぜでしょうか?

「楽なカリキュラムだよ」と通信制高校の制度を説明して、生徒に押し付けてもその生徒は一時的には楽になりたいかもしれませんが、楽な人生を望んでいるわけではないこともあります。提供する側が「傾聴」できないとそういうことになります。通信制高校は一般的に私立ですから100万円近い学費がかかります。それを転校するということは1年間で200万円からの学費を払うということです。

保護者の負担も計り知れませんが、「そこまでしてもらったのに」という本人の申し訳なさも計り知れません。

残念なことですがこんな大事になる前に「傾聴」ができたらそれで良かったのです。簡単そうに見えて、軽く見られがちですが、人生の大きな分岐点で重要な役割を果たすのが傾聴です。

3.本人の気持ちを聞くのが優先

本人を知らずにやみくもに制度やサービスを探してきても意味がありません。本人には「自分と関係がないこと」のように思われてしまったり、あまりにも話が飛びすぎていて、傷つけてしまいます。

本人から見えている現実、本人が対処出来ると思えるアドバイスを見つけるには相手の気持ちを知らないと話になりません。「傾聴」はそのために必須のスキルです。心理カウンセラーと言わず、保護者・学校の先生には是非身につけてほしいと感じます。

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