聞き上手とストレスをめぐるエトセトラ

聞き上手とストレスをめぐるエトセトラ

聞き上手な人に話を聴いてもらうと、何となくもやもやとしたストレスのようなものがすーっと消えるということがあります。

一方で、聞き上手さんが抱えるストレス?なんていう話も。

そんな聞き上手とストレスをめぐるお話をいくつかご紹介したいと思います。

 

1.相手の怒り・ストレスを安全に放出させるのが聞き上手の役割

自分の親しい友人・パートナーが何かにイライラしている状況。

さて、どうしましょう?

 

この時に必要な姿勢が「安全に放出させる」です。

どんなイメージか?

 

大雨が降って、溜まりに溜まったダムの水を、ダムの決壊を避けながら、水門を開け、安全に放水させるがごとく、怒り・ストレス・不満などを放出させること、それが聞き上手の役割です。

感情を溜め込んでいる人は、吐き出す必要があります。自分の中の気持ちが決壊寸前のダムのように満杯になっていて、苦しく、他者からのインプットを受け入れる余地などありません。

 

聞き上手の役割は、溜まった感情を抑えている堰を上手に切らせてあげること。

上手に堰を切ることで、水が適度にあふれてきます。放水中も、相手にはたくさんのプレッシャー・ストレスがかかっていますが、そこに上手に寄り添うことで、あふれてくる水の量を多すぎず適度な量に調整します。

放水が済んで2つの区画の水位が等しくなったとき、ようやく水の行き来が可能になる、そんなイメージで聞き上手は、相手を徹底的に信じて聴ききるのです。

 

2.聞き上手な女性じゃないとストレスがたまってしまう ←ある男性の言い分

さて、話は変わります。

ある男性が

「付き合って数年間お互いに好きで、行きたい場所とか食べ物の好みとかは合っていたし、会話も楽しかった。でも、結婚をする気にはなれなかった。」

と言っていました。何があったのでしょう?

 

「今思えば、最終的に結婚した人との違いを考えてみると、聞き上手であるか?ないか?が大きいと思う。僕は基本的に自分がしゃべりたいほうだから、聞き上手の女性じゃないとストレスがたまっちゃう。あと、今の彼女は転職の合間に日本を飛び出して、色んな修業をしちゃうような自由人なんだ。彼女と話していると、『こんな自由な生き方ができたらいいな』って思えるんだ。」

 

 この男性そのものが自由人なのでは?しゃべりたいから女性には聞き上手でいろと?

 まあ、突っ込みどころ満載ではありますが。。

 

ここでも聞き上手であることが求められています。そして聞き上手が備える一つの特性とでも言えるのでしょうか?生き方として余裕があって自由であるということもあるのかもしれません。

 

3.共感できる仲間同士での情報共有こそ、ストレス打破に一番!

 今度は、女性側のお話。

 

女性はストレスを受けると、そのストレスを受けたことに対し、共感を他者に求めようとします。ストレスを受けた女性は、共感を得ることで自分だけではないという安心感を得られ、そのストレスに打ち勝つ意識作りを行います。

 

また、話を受け取った側の女性も、共感することで自身の経験として脳に記憶し、今後のストレス耐性として学ぶことを行います。

 

つまり、女性は共感できる同じ境遇の仲間同士で情報を共有することで、ストレスに打ち勝つ方法を探っているのです。

 

なるほど。。

女性は相互に聞き上手になることで、仲間同士でストレス情報も共有し、そのストレスを小さなものにしていく工夫をしているんですね!すごい!!

 

4.聞き上手であることで感じるストレス

 「聞き上手はつらいです。だって、誰も私の話を聞いてくれません!」

 

 さて、今までとは打って変わったお話。聞き上手のデメリットもある?のでしょうか?

 

「私は『聞き上手』だと言わていて、家族や友人にいつも日常の出来事や愚痴・相談を聞かされます。聞くこと自体は苦じゃないし、相談に乗って感謝されたりもするし。」

 

「でもふと気付くと、私が相談したり愚痴を言ったりする相手が誰もいないのです。こんな話聞かせてもつまらないだろうなと思ったり。たまに思い切って話しても、聞いて聞いて!タイプの人ばかりで、私の話が埋もれてしまうのです。」

 

 「何度かはっきり『私自身の話も聞いて欲しい』と言ったこともありますが、『なんで話さないの?どんどん話してよ!』とは言うものの結局は同じような感じでした。」

 

 皆さん、どう思いますか?

この方。。。そもそも聞き上手なのでしょうか?

 もしかしたら、聞かされ上手?と言ってしまうのは意地悪な言い方なのでしょうか?

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。ご感想お待ちしています

2件のコメント

  1. ちょっと嫌らしい表現すると『聞き上手な人は得なのか損なのか』いろんな切り口で書いてあって、面白いと思った。いろんな面があるな。。もっといっぱいあるだろうなと思いながら読んだ。
    聞き上手でいつもいる必要はないけれど、聞き上手な私が育つと、見える世界変わって、人との広がりや深さ変わるし、私も自由になるし、面白くなるし、ストレス減るだろうな。読んだらそんな連想をした😊😊😊

    1. なぁーなさん

      コメントありがとうございます。
      「聞き上手な私が育つと、見える世界変わって、人との広がりや深さ変わるし、私も自由になるし、面白くなるし、ストレス減るだろうな。」
      なんか素敵な循環ですね。わらしべ長者?違うか。。😅

      聞き上手な人は得であるばかりでなく損な役回りも。。。

      確かに色んな面があるのかなと思って今回取り上げてみました。

      でも、多分、相手の話を上手に聴くという行為としての「聞き上手」さんが、
      ただそこに居るだけで「聞き上手」たる存在・在り方を伴った時、

      損得を超えた二人の関係性が生まれるのかも、なんて思ったりもします
      それがどういう状態か、上手くイメージができているわけではないのですが。。。

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