ワークショップ開催に傾聴のスキルを活かそう!

ワークショップ開催に傾聴のスキルを活かそう!

FBなどのSNSやネットで毎日至る所で色々なワークショップが行われています。多種多様なワークショップがあるので全てに当てはまるとまではいいませんが、ワークショップを通じて学びたいものや作りたいものはもちろんあるのですが、それとは別に参加者の方の気持ちとして「参加する自分の存在を大事にしてもらいたい」という想いがあります。

例えば何かを教わり形にして持って帰るようなワークショップを例にしてみましょう。

たしかに学びたいスキルややり方がわかればそれで良いのかも知れませんが、それなら何もワークショップに参加しなくても今ならばネットやYouTubeで検索すれば大概のやり方は動画として挙がっています。それをもとに作りたいものを作ること、得たい知識を得ることはそれほど難しいことではありません。

しかもネットやYouTubeなら無料でしかも家から出ることなく欲しい情報やスキルを知ることができます。わざわざワークショップの会場までいく交通費も、そのためにかける時間も必要無いわけです。それでもワークショップに参加しにいくのは意識的にも無意識的にも「人との関係性」が欲しいからではないでしょうか。

知識やスキル、創作物をウェブや動画で得ることはできます。ですが、そこに想い出として残る温かみは感じにくい。今まで自分はこんな経験をした、やってきた。それは人との関係性の中で産まれるものの方が人はより価値や意義を感じます。CDで歌手の完成された歌声よりもコンサートやライブに行く感覚に近いのではないでしょうか。

ワークショップをより意義のあるもの価値のあるものとしたいのであれば、傾聴のスキルはとても有効です。傾聴は相手の存在を承認することにつながります。参加者のワークショップでの質問や反応、様子から提供者が参加者の気持ちを汲み取り、共感する。参加者がワークショップで得たいのはたしかにワークショップのテーマである知識やスキルではありますが、それと共にそこに居る人々と共有し、感情を伴う経験をしたいからでしょう。

ではワークショップを提供するにあたり、どう傾聴のスキルを活用すれば良いのか。

1.「できなくて当たり前」というマインドで接する。

参加者さんのやり方が間違っていることに気がついた時「そうではありません」と真っ向否定するのではなく、相手の間違いをした経緯を承認して「そこでそういう風に解釈されたんですね」と間違ってしまったことを受けとめたうえで正しいやり方なりを伝えてあげるといいですね。間違えて当たり前というスタンスで、そこをきちんと伝えられなかったのは私の方に問題があるなと捉えることがワークショップのさらなる質の向上にもつながります。手順を否定したつもりが存在まで否定されたと受け取ってしまう参加者さんもいることを頭に入れながら接することができるといいですね。

.参加者の感情に反応する。

ワークショップで見せる参加者の感情。全てを拾い切ることは難しいかもしれませんが、言葉として出ていなくても表情や態度などから察して声をかけると良いですね。参加者さんは内気な方もいるとは思いますが、コミュニケーションをとりたくて参加しているものです。しかもお互い同じ共通の目的で集まっているので気が合っているという前提があります。参加者さんとやりとりをすることで場が和み、参加者さんは存在を認められた感覚を持つと思います。参加者さんの心に残るワークショップにもなりますのでぜひ参加者さんの感情を傾聴しましょう。

3.傾聴のスキルを上げる練習会。

オンライン傾聴講座では月に何回か傾聴練習会をZoomという会議アプリを使って行なっています。オンライン傾聴講座の記事だけでも知識にはなりますが、実戦は別物です。ぜひインプットと同時にアウトプットの場も体験していただきたいと思います。この場で自分の傾聴スキルをチェックしてみてはいかがでしょう。

練習会はオンラインで行いますので、ご自宅などから参加が可能です。
無料で開催してますし、まずは1度覗いてみてはいかがでしょう?
以下のリンクより登録して申し込めます。

オンライン練習会
https://shinri.online/?p=1594

4件のコメント

  1. グーグル先生は色んなことを僕らに教えてくれます。それも無料で。こんなに頭がよくて、こちらの都合で教えてくれるけれど、グーグル先生に感謝がないわけではないけれど、「機械でしょ?コンピューターでしょ?」というのが本音です。やっぱり人は人との関係の中で生きているんだなぁと感じます。スマホのナビで大概のところには行けますが、無性にわざわざ誰かに教えてもらいたくて人に道を尋ねたくなるのは僕だけでしょうか?

    1. Author

      グーグルマップで目的地に着いちゃうと「ありがとう」という相手がいないさみしさはありますね〜
       
      バックパッカーをしていると地元のたくさんの人が関わってきます。場合によっては役に立たない人もいますが、それが良いのだと思います。毎朝、宿に訪ねてきては「今日も観光プランを考えてきた!」と喜んで案内してくれるバンコクの学生を思い出しました。路線バスで行ける範囲の1日旅行をたくさんしてもらったな〜
      多分、グーグルを使ったり、HISを使ったり、工夫すればもっと良い体験ができたのかもしれないけれど、彼との1週間の関わりは人生の宝物になっています。どうでもいい作業を口実に人が関われる隙間をすべてグーグルにしてしまうのはどうかなと僕は思います。

  2. 「感情を伴う経験」という言葉に、なるほど〜と唸りました。良くも悪くも、思い出は感情の動きから成っていると私は考えているので、自分でも何か機会があったなら…また違った関わり方もしてみたいと思いました。ありがとうございます。

    1. Author

      「思い出は感情の動きから成っている」確かにそうですね〜
      こうやって、ポエティックな気づきが連鎖するのは面白いですね!
      感受性が磨かれていく気がします!

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