傾聴すると疲れる方へ

傾聴すると疲れる方へ

傾聴すると疲れるという方は以外と多いと思います。どうして傾聴は疲れるのでしょうか? 原因が分かれば対処する事が出来ます。仮に対処法が無かったとしても、分かるだけでも感じ方は変わってくるでしょう。ここでは、傾聴が疲れる理由を3つ紹介させて頂きます。もしかしたら、あなたもどれかに当てはまっているかもしれません。

1.傾聴を始めたばかり

これは傾聴に限りませんが、何か新しい事にチャレンジする時、人は例外なく疲れます。人は慣れ親しんだ行動や場所を居心地良く感じますが、その逆は負担になります。慣れ親しんでいるということは「安全」という事です。逆に慣れ親しんでいないという事は「危険」が潜んでいるリスクがあります。生き物は生存する事が最も重要ですから、新しい事への警戒心を感じるように作られているのでしょう。
傾聴も始めたばかりの方、特に普段は話し手になる事が多い方は、いつもと違うコミュニケーションにギャップを感じ、より疲れてしまうかもしれません。しかし、人は続けていれば必ず慣れてきます。どんな所でも住めば都になります。最初は少しずつ、少しずつ行う事で傾聴に慣れていきましょう。日本人は完璧主義者が多いと言われています。始めに出来ないからと言って「私は傾聴に向いていない」と諦めてしまわないで下さいね。最初の壁を乗り越えれば、グッと楽になるはずです。

2.集中しているから

これも傾聴に限りませんが、どんな事でも集中して物事を行うと疲れますよね。特に傾聴は集中力を要するコミュニケーションです。話し手の言葉を受け容れ、それをイメージしたり、
話し手の表情や体の動き、声の変化など多くの事を観察したり、
その他にも多くの事を同時に行っています。
疲れるのはあなたが目の前の方と真剣に向き合い、頑張っている証拠ではないでしょうか? 適当に聴いて、適当に相槌を打って、適当に頷いていたら、そんなには疲れないはずです。
話し手と同じく、頑張っている自分も受け容れて差し上げて下さい。

3.巻き込まれている

傾聴では、悩み事などネガティブな話を聴く場合も多くあります。そこで、共感的に聴く事はとても大切ですが、話し手の感情に巻き込まれてしまうと、とても疲れてしまう事があります。感情の渦に巻き込まれない為には、自分自身の心の状態を一歩引いて、俯瞰して見る事がオススメです。巻き込まれてしまっていると感じたら、「あー、一緒になって悲しくなっちゃってるなあ」とその感情を否定したり排除したりせず、ただただ受け容れましょう。そうする事で、自然と気持ちは落ち着いてきます。

最後までお読み頂きありがとうございます。その他、疲れない為のコツなどありましたら、ぜひ教えて下さい。

2件のコメント

  1. 巻き込まれている現象、十二分に想像できます。そんな時にそう感じている自分のその感情を否定したり排除したりせず、ただただ受け入れると。
    なるほどなぁと思いつつ、難しいなあ、実際は「やばいやばい」とパニックになってしまうなと。
    ふと思い出したことが。
    昔、ラフティングで5mの滝から落ちたことがあります。日本人は舐められて「俺がOKって言ったら、身を潜めればいいからそれまでは身体を起こしてよく見てるんだぞ!」と。なんて信じてたのに、OKのサインは出ず、船から投げ出され滝壺に。。上も下も分からずパニックになり一瞬バタバタすると、なんかもっと深くに引き込まれていく感じが。。
    その時、「もし船から落ちたら、絶対に慌てず、おとなしく身をまかせるんだぞ」と言われたのを思い出し、状況をただただ受け入れてみた。ゆっくりと浮かんでいく感覚に安堵。
    話に共通性があるのかないのか。。
    現実に抗うのではなく、受け入れることの効能というのだろうか、あの時の体験を思い出すことで、なんか勝手に腑に落ちました。!^_^

    1. かずさん、非常に貴重な体験をされているんですね!その瞬間は本当にパニックや苦しさがあったのだとは思います。しかし、とても分かりやすい例だなと思いました。何事も肩に力を入れずに、身を任せるですね。

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