ソーシャルワーカーに傾聴スキルが必要な3つの理由

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ソーシャルワーカーとは、高齢者や障がい者、病気や怪我などで困っている人の問題解決を援助する仕事です。それでは何故、ソーシャルワーカーに傾聴スキルが必要なのでしょうか? 理由は主に3つあります。

1.信頼関係を築く

ソーシャルワーカーが、高齢者や障がい者、子どもなど、問題を抱えている方々と信頼関係を築く事が出来なければ、互いに協力して問題解決に取り組む事は困難です。

「母が認知症になってしまった。これから、どうしたら良いか分からない」「骨折して入院したのだけれど、治るまでに一体幾らかかるのだろう?」「クラスでいじめられている……。学校に行きたくない……」

このような不安を抱えた方々の話しをじっくりと聴き、気持ちに寄り添う事、つまり傾聴する事で信頼関係が築かれます。どれだけ経験豊かで頼りがいがありそうなソーシャルワーカーであっても、「この人なら信頼して私の問題に取り組んでくれそうだ」と思ってもらえなければ、共に問題解決に向かう事は困難です。

2.心のケアをする

本来、心のケアをするのはカウンセラーの役割です。しかし、現在の日本ではカウンセリングの認知度はまだまだ低く、アメリカやヨーロッパなどの国々と比較しても一般的に知られているとは言えない状況にあります。ソーシャルワーカーとカウンセラーが、どの職場でも連携が取れている事が望ましい事は間違いありませんが、ソーシャルワーカーが心のケアを担う必要もあるのが実情と言えるでしょう。

カウンセラーでなくても、心のケアをする為に傾聴は基本です。不安な気持ちを抱えた方々を傾聴で共感的に理解する事で、「ああ、私の気持ちを理解してもらえた」と溜め込んでいた感情が解放されてスッキリしてもらう事が出来ます。

3.本当のニーズを知る

当然ですが地球上に誰一人として同じ人は存在しません。それと同じように、ソーシャルワーカーに相談に来る方々のニーズも人それぞれです。経験が豊かになると、「〇〇な人には、〇〇なニーズがある」というパターンに当てはめて対応する場合もあるでしょう。しかし、そのパターンに全ての人が当てはまる訳ではありません。「目の前の人の本当のニーズは何なのだろう?」と常に自分に問いかける事が大切です。相談に来る方々も、本当のニーズを理解していない場合もあります。傾聴をして本当の気持ちを共に探求していく事が大切です。

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