傾聴を自分探しに生かす

傾聴を自分探しに生かす

高校生や大学生になると自分探しを始める人がでてきます。自分探しのためにボランティア活動をしたり、海外を旅してみたり・・・あるいは、今の環境、境遇が嫌で自分探しを始める人もいます。この時に大事なのは自分探しの答えは常に自分の中にあるということです。ここでは自分探しをする時に傾聴をどのように生かしたら良いかをご紹介します。

1.自分探しを成功させるコツ

 

「今の自分が嫌だ」「今の環境が嫌だ」と感じて自分探しをする人がいますが、現在を否定して自分探しを成功させることはできません。なぜならば、好むと好まざるとにかかわらず、今までも現在も自分らしく生きているのが自分だからです。

多くの人は今の自分ではない素晴らしい自分を発見することを期待して自分探しを始めます。実はその時点で見当違いの場所を探しているのです。ボランティアをしたり、旅行をして自分を探そうとしてみても今の自分を否定していたら、その自分がボランティアをして、旅行をするわけですから素晴らしいものが見つかることはまずありません。

自分探しを成功させる秘訣は「自分を知ること」です。他人に主導権があって、依存していたり、支配されている状態では自分のことをよく知ることはできません。自分が前面に立って何かを主張したり、行動することで初めて自分のことを知ることができます。ボランティアや旅行がそんな自立するきっかけになれば自分探しのゴールも見えるかもしれませんが、自分の人生を生きると決めるまでは自分探しはうまくいかないと思った方が良いでしょう。

2.~でなければならない

現在の自分を否定して、「本来自分はこうでなければならない」と勝手なイメージを持って自分探しを始めると今の自分とずれてしまいます。多くの人が自分とは違う架空の存在、理想の存在を想起しながら自分探しをしています。これでは永遠に自分が見つかることはありません。「でなければならない」という思いを捨て、今の自分の良い部分、できている部分、個性的な部分などに目を向けることが近道です。。

3.傾聴を生かす

傾聴を通して「どうしてダメだと思うのか」「どうして○○でなければいけないと思うのか」といったこと、その心の内を聴きます。そうした思考に至る気持ち、自分を許せない感情、過去の経験への怒りなどが溢れてくるでしょう。それらを傾聴する人が受容し共感することで、話し手も自分を受け容れ、今の自分を認めることを許可できます。

簡単に言い換えると「ダメな自分で良い」「完璧でなくて良い」そう思えることで気持ちが楽になります。受容と共感をしてもらいながら、安心して自分を見つめ直すことで現状の自分の向こう側に自分探しの答えとも言える自分が見えてきます。

4.本当の自分探し

本当の自分探し、これには「心が震える体験」が必要です。「これの為なら生涯ささげられる」そう思える体験に出会った時、人は超大なパワーを手にします。その為に頑張ろうとするのが自分探しです。そして、そうした体験に出会うためには、まず自分のことを認めることが必要なのです。

素敵な自分が出会う体験は、素敵な体験に他なりません。

傾聴で自分探しをすることはできます。ただし、その前に話し手自身が心から自分を受容できるよう働きかける関わり求められます。

傾聴とは「話し手の主観的な世界観と気持ちを理解しチカラに変える事」です。
傾聴を通して、たくさんのチカラが溢れることを願っております。

 

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