傾聴を深めたいなら傾聴レポートを

傾聴を深めたいなら傾聴レポートを

傾聴をもっと深くできるようになりたい。傾聴をスムーズに進めたい。傾聴のスキルを上げたい。このように考えている方は多いと思います。そういう方は傾聴を何度も何度も練習するのが効果的です。しかし、漫然と練習するのではなく、仮説と検証をしながら傾聴練習をすると効果的です。なぜなら、傾聴を感覚的に行ってしまうと、次回同じような悩みを抱えた人が話し手になったときに、対応が後手後手になってしまいます。そこで、傾聴をするときに仮説を立て、検証をしていくことで、あなたの経験が着実に身になってきます。もし、仮説が間違っていても構いません。少なくとも次回はその仮説を立てず、別の仮説を立てればよいということが確実になるからです。ぜひ、傾聴レポートというものを作ってみませんか?


1.傾聴レポートとは

傾聴レポートは、あなたがどのような形で傾聴を進めたかを文章で残しておくものです。そこでのポイントは傾聴のプロセスごとに、どういう想いで話し手と関わったのかを書きます。傾聴することになった経緯、傾聴当日の話し手の第一印象、傾聴を始める前か、その瞬間に信頼関係が取れたか、話し手がスムーズに話始められたか、話し手の感情が動いたことをどうとらえたか、共感するための場面がどの程度絞れたか、その場面を聴き手がイメージし共感できたか、などをまとめます。ここで大切なことは、「話し手はこんな感情だった、話し手の印象は○○だ」ではなく、「聴き手として話し手をどうとらえたか、どういう想いでこの質問をしたのか、この質問をしたことでどんな変化があったのか」を書くことです。聴き手として、傾聴をどのように進めたのかを書きます。


2.傾聴レポートのメリット

傾聴レポートを書くことは、時間もかかるし、すこし手間がかかります。なので、かならずしも傾聴レポートを書きなさいとは申し上げません。しかし、この傾聴レポートを書くことで得られるものは大きいです。自分の経験値が上がることが、レポートの量で見てわかることができます。そして、レポートを書いていることで、有効な質問や手段が明確になります。もし、失敗した質問や手法があっても、その間違いを繰り返さなくなります。この経験はご自身にとってかけがえのない財産になります。そして、この傾聴レポートをとして、ご自身の傾聴に深みが出たり、効率的な質問が繰り出せるようになります。

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